浅い鍋で肉を煮るすき焼きは寿司と並んで代表的な日本料理として知られています。
坂本九のヒット曲「上を向いて歩こう」がイギリスで発売されたとき、「スキヤキ」に改題されたのは知っていますか?
原題が分からなかったレコード会社社長のルイス・ベンジャミンが、心に残った日本料理から名前をつけたのです。
すき焼きは今や国を超えて愛されるメニューになっているんですね。
ところで、鍋なのに「すき焼き」と呼ぶのは不思議だと思いませんか?
名前の由来にはいくつかありますが、江戸時代に農民が農具の「すき(土を掘り起こすシャベルのようなもの)」の上で鳥や魚を焼いて食べていたことに始まると言われています。
江戸時代には基本的に四足のものを食べるのはご法度だったのと、牛は農民の大切な労働力だったために、牛肉をは焼いていませんでした。
すき焼きが鍋料理を意味するようになったのは明治時代です。
文明開化の波に乗り、それまで表向き禁じられていた牛肉を食べることが庶民の間で流行しました。
そこで誕生したのが関東の「牛鍋」です。
同時期に関西で焼いた牛肉に味をつけた「すき焼き」が生まれ、徐々に牛鍋もすき焼きと呼ばれるようになっていったのです。
ここから分かるように、すき焼きには関東風と関西風があります。
今回は関東風すき焼きのレシピをご紹介します。
●材料(4人分)
牛肉 400グラム
牛脂 適量
長ネギ 2本
しらたき 1玉
白菜 1/4わ
ニンジン 1/4本
シイタケ 8枚
焼き豆腐 2丁
卵 4個
【割下】
みりん 大さじ4
砂糖 大さじ4
しょうゆ 1/2カップ
だし 1/2カップ
酒 大さじ4
●下ごしらえ
・牛肉、野菜は食べやすい大きさに切る
・しらたきは3分くらい茹でて切っておく
●作り方
1、浅鍋に割下をなべ底が見えない程度入れて煮立てる
2、牛脂を入れて溶かし、牛肉を入れ、割下を加える
3、野菜を入れて煮る
4、火が通ったら溶き卵につけて食べる
